漆塗りのスバル360
今日の新聞に『名車「スバル360」を漆で塗装』というタイトルの記事が掲載されて
いました。
作られたのは、長野県塩尻市木曽平沢にある漆器店「株式会社 庄太郎 木風館」の
専務、宮原勝弘さん、だそうです。
漆で内外装を塗装した1968年製の「スバル360」を、お仲間の方たちと完成された。
てんとう虫の愛称で親しまれたこの車を「走る広告塔」にして、木曽漆器を全国にPRしたい
とおっしゃっているそうです。
漆職人の同級生ら6人と昨年6月に政策を開始し、車体に漆を何層にも塗って磨き上げ、自然な風合いの朱色に仕上げた。ハンドルは、異なる色の漆を塗り重ねて研ぎ出す木曽堆朱塗り、天井は漆を塗りこんだ和紙を張る一閑張りという具合に、多くの伝統技法を駆使し、1年がかりで完成させた。
時計は銀平目塗・ダッシュは白檀塗・灰皿・ラジオ枠は本乾漆塗の
什器ファンとしては、超贅沢な仕上がりですね。
場所は、国道19号の木曽平沢駅付近から、1筋北に入った通り沿いにあります。
私は、岐阜県の東農地方から長野県の木曽地方をウロウロ走り回る趣味がありますので、機会がありましたら、ぜひ、立ち寄ってみたいと思います。
なお、ずいぶん前に訪れた時の「株式会社 正太郎」さんのお店もとても素敵ですし、製品の「帖箪笥」は、伝統の工芸作品といえる立派なものばかりでした。
この付近には、伝統工芸の品々が展示販売されている店舗が多数ありますので、ドライブで訪れても、時間が足りないほどの楽しさがありますよ。