“悩み”を解決するための5ステップ
私たちは、不安な気持ちや辛い気持ちが強くなると、なんでも悪い方に悪い方にばかり考えてしまいます。勉強ができない!成績が上がらない!どの学部が自分は目指すべきなのか!学生の悩みは尽きることがありません。大人になっても同じです。会社の悩み、仕事の悩み、人間関係の悩み、お金の悩み、など、様々な悩みがあります。
自分にとって心配なこと、イヤなこと、辛いことばかりが見えてきて、気持ちがどんどん暗くなってしまう。誰にでも遭遇することですね。
そんな時には、一度立ち止まって、自分を振り返ってみましょう。きちんと自分の問題と向き合うことで、解決の糸口を見つけ出しましょう。
5つのステップ
何が問題を引き起こしているのかをはっきりさせ、具体的な解決方法を考えることが必要です。気持ちがいっぱいだと、なかなか冷静になれないことが多いので、ステップを踏んで考えるといいですよ。
①悩み・問題を明確にしましょう
「つらい」「つらい」と思いつめてしまい、ものの見方が狭くなってしまい、本当の問題が見えなくなることがあります。そこで、まずは実際に自分が解決したいと思っている問題を、できるだけ具体的な言葉としてあげてみましょう。1枚の紙に書き出してみると、問題点がよく見えてくるでしょう。
②解決方法をいくつも考えてみなしょう
その悩み・問題を解決する方法をいくつも考えてみます。この段階では、実行できるのか、とか、現実的なのか、などにこだわらないでもいいですよ。自由な発想で、できるだけいろいろなアイデアを考えてみます。
3それぞれの解決方法を検討しましょう
それぞれの解決方法を実行したときのプラス面、マイナス面を考えてみます。その上で、どれが自分にとって実行しやすく、悩みや問題解決に役立ちそうかを選びます。最初から完璧な方法を求めるよりも、まず一つ選んでみるくらいの気持ちで選ぶくらいの気持ちが大切ですよ。
④選んだ解決方法を行動に移しましょう
方法を選んだら、とにかくその方法で行動します。
⑤行動の結果を評価しましょう
悩みや問題が解決しそうなら、その方法をもっと続けましょう。うまくいかなかったら、どこに問題があったのかを振り返ってみましょう。そして、これまでのステップのどこかに戻って、別のほうほうを考えてみましょう。簡単に諦めてしまわないことが肝心です。
イチロー選手の言葉
テレビで、イチロー選手のインタビューが流れていました。「うまくいかないことには、必ず理由があります。それを一生懸命に考えて、やってみます。とことん、やってみます。それでもうまくいかなかったら、また考えます。そして行動に移します。その繰り返しなんです。完璧なんてありませんから。」このような内容だたと思います。私たちから思えば、一流になれた人でも常に考えているようです。ですから、悩みや問題から逃げることなく、正面から向かい合って生きていける力を身につけなければなりません。何かの参考になれば幸いです。