高1ギャップをクリアして、最初から上位をキープしましょう!
高校入学!がんばるぞ~!
高校入学おめでとうございます。
高校生になったら、
勉強もしたい、部活もがんばりたい、
中学生よりも活動範囲も広くなって自由が得られる!
夢や希望がいっぱい膨らんでいることでしょうね^^
でもね。
高校生になって一番注意しなければならないのが
『高1GAP』って言われる『壁』なんですよ。
4月。
入学式が終わると、学校見学や部活の案内やクラスメートとの会話など、楽しい毎日を過ごすことになります。
授業の進め方の案内や、ノートの作り方、予習の仕方の指示とか、
科目の勉強には、少しずつしか入っていきません。
「高校って、楽しくて、難しくなんかない!やっていける!」と、
誰もが感じるでしょう。
少しずつ授業が進められるにつれて、
予習に追われることになりますが、
まだまだ余裕ですね。
5月。
連休が明けると、
授業のスピードが急に速くなります。
予習やノート作りにどんどん時間を必要となります。
この頃から、次第に予習ができていない生徒が
ポツリ、ポツリと現れてきます。
早朝の授業前に、友達のノートを写す生徒が出てきます。
そういう生徒の数がどんどん増えてきます。
6月。
前期中間テストの範囲表が配布されます。
「うわ~!テストだ~!」
慌てて試験範囲の復習を始めます。
でも、分からないことや出来ないことがいっぱいある。
覚えることもいっぱいある。
「どうしよう。でも、みんなもいっしょでしょう。なんとかなるわ!」
とテストを受けます。
もちろん、惨敗です。
あれよ、あれよともう夏休みです。
「夏休みだ~!部活と遊びを、思いっきり楽しむぞ~!」
という流れで、成績下位を続けることになります。
これが『高1GAP』の正体です!
高1GAPをクリアして、成績上位をキープする!
高1GAPに陥らないためには、
合格発表から始まる「春休み」を最大限利用することです。
春休みからゴールデンウイークまで、
まっしぐらに予習のストックを作ることです。
そうすれば、ゴールデンウイークは、存分に遊べます!
まず『英語の予習』です。
ノートの作り方を指示される場合もありますが、
とりあえず、次の方法で予習を進めておきましょう。
ノートの左側のページに、4行おきに教科書の英文を書きます。
ボールペンや水性ペンを用いると丁寧に書けますよ。
その英文の文型をスラッシュ( / )を入れて、
その下(2行目)にS,V,O,C,Mの記号を入れます。
その下(3行目)に、訳し下し文(要素ごとの和訳)を書きます。
調べた単語や熟語・構文は、必ず単語帳に記入しましょう。
ノートの右側のページに、1行おきに和訳を書きます。
1行おきにするのは、授業中に自己添削するスペースが必要だからです。
真ん中から下は空きスペースです。授業のメモを書くためにです。
この予習を中間テスト範囲まで、だいたい4lessonから5lesson分やります。
次に『数学の予習』です。
チャートなどの「解説型問題集」が補助教材であると思いますから、
それを使います。
1日目は、例題を10題読みます。
どういうことを学ぶのかを知るために「読む」のです。
特に、右側で補足説明してある部分をしっかり読みます。
2日目は、1日目に読んだ例題10問をノートにやります。
分からなければ、説明を読み返してもいいです。
下にある類題もノートにやります。
次に、2日目の例題10題を読みます。
3日目は、2日目に読んだ例題10問と類題をノートにやります。
そして、次の例題10問を読みます。
この連続で、2次関数までを予習してしまいます。
「例題を読む」ことがしっかりできるようになれば、
翌日の、実際に「問題を解く」ことが無理なくできますね。
これだけでいいのです。
他の科目は、先生ごとに指導方法が異なりますので、
指示されてからでいいです。
この英語と数学の予習ができていれば、
宿題が出ようが、ノート作りをするにしても、
余裕でできます。
こうして、最初のテスト「前期中間テスト」から、
成績上位を勝ち取るのです。
そうすれば、あなたの高校生活は、とっても楽しくなります。
成績上位をキープしながら、楽しい高校生活が送れるのです。
大学入試は、高1から始まっている!
大学入試で提出する「調査書」の成績は、
高1から高3前期までの成績て作られます。
2学期制ですと、10回のテストがあります。
その10回のテストのうち、4回が高1であります。
つまり、評定の4割が高1なんです。
スタートで失敗すると、評定にまで大きく影響するのです。
そのために、「高1GAP」をはね返して、
最初から成績上位にいる必要があるのです。
さあ、あなたも「高1GAP」をクリアして、
大いに高校生活を楽しんでくださいね^^